【貯蓄/貯金】貯まらない人がしている習慣・行動とは?年代・世帯別平均貯蓄額と貯まる人がやっている5つの習慣もチェック‼

あなたは、周りと比べてどれくらいの自己資産がありますか?
他者と金額を比べても、自身の生活にかかるお金はそれぞれで、必要になる額も差異があることは当然ですが、中には同じ所得、同じ家族構成でも貯蓄額に大きな違いがあることも稀ではありません。そしてそこには大きな理由があるはずです。
気づかぬうちに、【貯まらない人がやっている無意識な習慣や行動】をしているかも⁉今回は、生活の習慣の中で貯金・貯蓄のサイクルを作るための基本を見ていきたいと思います。

平均的な家庭の貯蓄額は?

年代別の2人以上世帯の平均貯蓄額・中央値

年代平均貯蓄額中央値
20代214万44万
30代526万200万
40代825万250万
50代1,253万350万
60代1,635万650万
70代1,314万460万

年代別の独身世帯の平均貯蓄額・中央値

年代平均貯蓄額中央値
20代176万20万
30代494万75万
40代657万53万
50代1,048万53万
60代1,335万300万

平均値…全ての金額を足して人数で割った平均値。全体のイメージは掴みやすいが、極端にデータの数値に大小あった場合に、最もデータ数の多い数値とは離れてしまうことも
中央値…データを大小どちらかの順に並べ、その中央に位置する数値を表すもの。おおよそ中心の数値は分かりますが、集計データ全体の分布的な状況のイメージが掴みづらい

傾向としては、働き手の数という点からも、二人以上の世帯よりも独身世帯の方が貯蓄が少ない傾向にあり、中央値を見ると年代に関係なく貯蓄額も伸びにくい傾向にあります。

20代から30代に向けては貯蓄が大幅に増える傾向がある一方で、独身の場合は平均値と中央値に大きな経済的格差が顕著に見られ始めています。
また、30代での二人以上世帯の場合は、子育てに伴う教育費や住宅購入などを見据えた貯蓄があることが伺えます。
40代で中央値が減少しているのも、子どもの学費がより大きくなることや同時に住宅ローンの返済等が重なることにより貯蓄が増えにくくなる時期でもあることが理由だと推測されます。
50代になると、独身者については40代と比較したときに平均値には大きな大差があるもの中央値はほとんど変わっていないことから、個人による経済的格差がさらに増している状態だということが分かります。一方二人以上世帯の方は、子どもの学費や養育が終わり、支出も安定することやローンの支払いもゴールが見えてくる中で、今度は本格的に老後資金を貯めていく時期に入っていることがわかります。

参考/ 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)|金融広報中央委員会
参考/ 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)|金融広報中央委員会

お金が貯まらない人のNGな習慣・行動とは?

そもそもお金が貯まらない理由は?

貯まらない理由を尋ねてみると「給与が少ない」「無駄遣いをしてしまう」「節約が続かない…」等、人によって理由は様々ですが、その根底にあるのは、【収入<支出】のサイクルになっているということ。
つまりお金を貯めたい場合には、自身の所得に見合った形の生活スタイルを確立し、【収入>支出】の範囲内で納める習慣を作っていくことが大切になります。

そのためにまず気を付けたい、貯まらない人の行動をここからご紹介していきます。

1.ポイ活やセール等で節約…しても毎月の収支内容を把握できていない

最近はスマートフォンなどでも手軽に出るポイ活も様々な種類のものに溢れ、活用している人も多いでしょう。また、現金よりもクレジットカードやPayPayなどを利用する電子決済が増える中で、便利になる一方、実際に現金を使うよりも目に見えて”減る”認識が薄くなることで想像以上にお金を使ってしまい、後々の請求額を見て驚く方も現代では多いはず。
支出自体を忘れており、実は電子マネーで1,2万円支出が想定よりも多かった、等も考えられるケースです。
その場合、自身の中では”貯蓄できているつもり”でも、想定より支出が多かった場合はほとんど貯蓄できていないことになるのです。

また、ポイ活やまとめ買い、セール等の”お得な響き”によって得をしたと思っていた買い物が、”ポイントのために買ったが必要ないものだった””安くても品質が悪くすぐ壊れてしまった”など、結果的に無駄な支出となってしまうケースも多々あります。

お金を貯めるためには、”毎月の支出が収入を下回る状態”にする必要があり、そのためには、1カ月の間、自身のお金を何にいくら使ったのかをまず把握することが重要になります。
まずは、簡単に家計の収支を記録できるアプリなどで、自身の家計の記録を付けて現状を把握することから始めていきましょう。

2,ボーナスに頼った生活

ボーナス月がだんだん近づいてくると、「もうすぐボーナスだから…」と2,3カ月前からボーナスを見据えてついつい買い物をしてしまう人もいるのではないでしょうか?また、毎月の赤字をボーナスで補填しようと考えてしまう人は、お金が貯まりにくいはずです。ボーナスというのはそもそも、務めている企業の業績や個人の業務成果等により大きく変動するため、想定よりも支給額が少なかった場合は赤字や事前の支出を補填しきれず、結果としてほとんど貯蓄に回せない状態になってしまう可能性もあります。

ボーナスは、年に1,2回の楽しみでもあり”自分へのご褒美を”と考える方も少なくないと思いますが、その捉え方・扱い方を考え、より貯蓄に回すためには、優先順位をつけ、生活に必要なもの/貯蓄〇割/ご褒美〇割等と事前に分配率などを決めておくとよいでしょう。

3,収支で残った額を毎月貯蓄している

収支をあまり気にしていない人の場合、毎月の収入から生活費を引いた残りの額をそのまま貯蓄として貯めている人もいるかと思います。しかし、自身にどのくらいの支出があるかを把握していなければ、あればあるだけ使ってしまうサイクルができてしまったり、いつまでにいくら貯まっている、という計画的な貯蓄も難しく、なかなか貯まらない現状ができてしまいます。
ボーナス同様に、まずは貯蓄用口座を作り、給与が入る前に月に〇万円、自分の収入や生活の質に合わせて先取り貯蓄をしておくことをオススメします。

4,返済の計画をきちんと立てずにローンを組んでしまう

ローンは、まとまった大きな資金を一括で準備し支払うことが難しい場合に、住宅ローンや自動車ローン、教育ローンを利用することで支出対応が可能になる大変便利なものです。しかし、将来的なライフイベント等の計画を考慮せずにローンを組んでしまうと、毎月の返済額が家計を圧迫してしまい、ライフイベントに支障をきたす場合や貯蓄が難しいサイクルを作ってしまう原因にもなります。

自身の10年,20年後の未来までを見据えたライフイベントを踏まえ、返済計画をしっかりと立てることを意識しましょう。

5,夫婦で財布を別に分けている

夫婦共働きで、財布を分けている世帯については、住居費/光熱費/食費などの分担や負担割合だけを決めそれぞれが貯蓄している場合、お互いの所得や収入が把握しづらい状態であり、家計管理が難しくなることから具体的な貯蓄額が認識とずれているケースがあるためです。想像以上に貯蓄できておらず、まとまった資金が用意できずに困ってしまう可能性もあります。

どうしても財布を分けたい場合には、こまめにお互いの収入収支や貯蓄状況を共有し、家計の状況把握、今後の貯蓄目標設定などは一緒に行い考えていくことが理想ですね。

貯まる人がやっている5つの習慣

\\ 貯金が貯まる人の習慣 5選 //

  1.  周囲の環境から整え、毎月の収入・支出の内容を把握している
  2.  長い見通しを持ったライフプランニングや目標がある
  3.  定期的に固定費の見直しをする
  4.  適度な資金運用で増える仕組みを作っている
  5.  貯蓄を楽しんでいる

1.周囲の環境から整え、毎月の収入・支出内容を把握している

まず一番始めに大切なのは、家計簿などをつけて自身の収支を把握・管理することです。月々の収支を大まかに管理するのではなく、家計簿や家計簿アプリ等を活用しお金の流れを可視化することで、先取りできる貯蓄額を算出し、また不必要な出費を常に考え、改善することも可能となり余計の支出削減ができます。

周囲の環境を整えるというのは、自宅や冷蔵庫、財布の中を整理することです。あらかじめ自身の身の回りのものを見やすいように配置したり把握しやすくしておくことで、無駄な出費を最低限に抑えたり、支出の見通しを持つことで予想外の出費を減らすこともできます。

2, 長い見通しを持ったライフプランニングや目標がある

数年先と10,20年後では、収入・支出や生活状況も当然変わっているはずです。貯金ができる人は、細かなライフイベントや支出予定など早め早めに見通しを持ち、今必要なこと、今できることを考えていきます。半年後に車の車検があり、2年後に家賃の更新がある等、短期的なサイクルだけではなく、ローンの返済予定や大きくなった子どもの学費等、10年以上先まで、考えられる支出目安やそのための貯蓄目標を設定しておくことで、それに向けてコツコツとお金を貯めることを意識的に積み重ねていけるのです。

3, 定期的に固定費の見直しをする

固定費の見直しは、支出削減の第一歩となる重要なものです。その時のや社会情勢による物価高騰や各契約会社のサービス状況等、様々な情報を常に意識して集めることで、改善できます。
なぜ固定費が一番始めの見直しポイントなのか、それは毎月必ず引かれる金額の支出であるからです。
家賃や光熱費、保険代や通信費などその種類は様々ですが、必ずかかるものだから、手続きが面倒だからと放置していると、それだけで貴重な貯金の元を失ってしまうかもしれません。
今の生活の各固定費支出は自分の生活に見合っているのか、面倒でも手続きを一つ行うことで、大きく貯蓄額を上乗せできる可能性があります。どこに節約の手立てがあるのか、まずは自身の固定費を削減してみるところからが、無理のない節約を始めるための第一歩にもなるでしょう。

4, 適度な資金運用で増える仕組みを作っている

貯蓄というのは、普通預金や口座にある金額のことだけではありません。金利が低い普通預金などでは、ほとんど”保管”と同じ状態と言えます。貯蓄・貯金ができる人というのは、貯めた資金の一部を投資や資金運用に回して効率よくお金を育てています。これには、資金運用に回すだけの余分な資金があることが前提になりますが、お金を眠らせておくだけでなく、貯まってきたタイミングで徐々にリスクのできる限り少ない「つみたてNISA」などから始めていくのがよいでしょう。

5, 貯めることを楽しんでいる

貯金を貯める習慣ができている人の特徴としても言えるのは、お金を貯めることを楽しんでいるという点です。給与をもらい使い始める前にまず、一部を先取り貯蓄に回すことや、こまめに貯蓄額を確認し貯まった喜びや安心感を感じること、これらが次の目標、また次へ、と目標を上げていき、楽しく過ごしながらも貯蓄への喜びを高めていくことも大切です。しかし貯蓄だけにとらわれず、人生を豊かに楽しく過ごすことも必要で、お金の使い方も、”今は贅沢に使い、別の場面で徹底的に我慢する”などメリハリをつけることでどちらもうまく両立させながら効率のよい節約方法を自身で模索し楽しんでいくことが節約や貯蓄を習慣化する上で最も重要なことかもしれません。

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